お疲れさまです。熊本の税理士新田です。
「中小企業の会計に関する研究会」中間報告書
↓ ↓ ↓
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaikei/2010/100930InterimReport.htm
IFRSなんてありえない。
まったく、まったく。
(笑)
多くの中小企業が該当する属性
んー。まさしく。
以下、「中小企業の会計に関する研究会 中間報告書」の概要より抜粋。
(1)資金調達
資本市場で資金調達を行うことは殆どなく、金融機関からの借入が中心である。
(2)利害関係者
利害関係者の範囲は限られ、会計書類等の開示先は、主として、取引金融機関、主要取引先、株主、従業員、信用調査機関など限定的である。
(3)会計処理の方法
主として、取得原価に基づく会計処理や法人税法で定める処理を意識した会計処理が行われている。
(4)経理体制
経理担当者の人数が少なく、経営者や従業員の会計に関する知識が十分ではなく、高度な会計処理に対応できる能力や十分な経理体制を持ち合わせていない。
《中小企業の会計に関する基本的な考え方》
① 経営者が理解でき、自社の経営状況を適切に把握できる、「経営者に役立つ会計」
② 金融機関や取引先等の信用を獲得するために必要かつ十分な情報を提供する、「利害関係者と繋がる会計」
③ 実務における会計慣行を最大限考慮し、税務との親和性を保つことのできる、「実務に配慮した会計」
④ 中小企業に過重な負担を課さない、中小企業の身の丈に合った、「実行可能な会計」