私の履歴書。
文化人より、会社経営者のほうが
楽しく読めます。
カルロスゴーンは、
ヘッドハンティングでミシュランから
ルノー入りし、改革を進めたのだ。
______________
______________
私の履歴書より
私は冷静に臨んだ。もともともめ事を好まない性格だ。
基本線は譲らないが、感情的な議論は避け、不安と誤解をじっくり解きほぐすやり方を貫いた。
シュバイツァー会長も支えてくれ、大きな対立を招くことは結局なかった。
だが、失敗したらそっぽを向かれる、と緊張感は持っていた。
アウトサイダーの私が本当の意味で信頼を得るには結果を出すしかなかったのだ。