外山滋比古の『思考の整理学』が、
熊本での週間ベスト4位になっていた。
本日の熊日新聞、6面。
『思考の整理学』の発売は、1986年。
30年近くたった今でも、
脳の使い方、整理の仕方は変わらない。
30年後も、50年後も変わらない。
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あまり構えないで、とにかく書いてみる。
そうすると、もつれた糸のかたまりを、一本の糸をいと口にして、
すこしずつ解きほぐして行くように、だんだん考えていることがはっきりする。
また、書こうとしてみると、自分の頭がいかに混乱しているかがわかったりすることもある。
そういう場合でも、とにかく書いてみようとしていれば、すこしずつだが、筋道がついてくる。
書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。先が見えてくる。
もっともおもしろいのは、あらかじめ考えてもいなかったことが、
書いているうちにふと頭に浮んでくることである。137p