22日、2010年度税制改正大綱が発表されました。
新聞で概略は把握しましたが、今から、全文を読んでいきます。
( ..)φ
http://www.cao.go.jp/zei-cho/etc/pdf/211222taikou.pdf
租税法律主義ですから、新田は、改正される新しい法律に則って、
粛々と業務を進めていくだけなのですが、今回の感想も述べてみたい。
成熟期と衰退期の狭間にいるような現在の日本経済。
大綱は、将来の子どもたちにつけを回し、小手先の改革で今を何とか
乗り切ろうとしているだけのように映り、そこに将来への長期的な展
望が欠如してはいないだろうか。
欠如してはいないかもしれないが、どうも弱い。
このような改正を繰り返しているだけでは、少子高齢化のこれからを
考えると、ジリ貧になるのは、安易に想像できる。
もっと、将来日本のの青写真が描ける改正でなければならなかった。
そのことを強く思いました。
将来の子どもたちのために、
日本が将来、国際競争に耐えうる力を身に付けられるように、
今後はそのような視点がはっきりと見えるような改革を望みたい。