ずっっっ〜っと、読みたかった本。
でも、分厚くて、読了までに時間がかかった本(汗)
でも、本当に、実に、ためになった本。
いたるところにマーカーが引かれ、
いや、ほんとに勉強になりました!!
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以下、個人メモ
規律ある人材に恵まれていれば、階層組織は不要になる。
規律ある考えが浸透していれば、官僚組織は不要になる。
規律ある行動がとられていれば、過剰な管理は不要になる。
規律の文化と起業家の精神を組み合わせれば、偉大な業績を生み出す魔法の妙薬になる。
20p
まずはじめにバスの目的地を決め、つぎに目的地までの旅をともにする人びとを
バスに乗せる方法をとったわけではない。まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、
不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めている。
偉大な人材が揃っていなければ、偉大なビジョンがあっても意味はない。
66p
偉大な企業はおそらく、職場としてみた場合に厳しいところだと思えるだろう。
たしかに厳しい。
会社が求める資質がなければ、たぶん長くははたらけない。
しかし、これら企業の文化は冷酷ではない。厳格なのだ。この違いはきわめて重要である。
82p
すべては第五水準の指導者からはじまる。
第五水準の指導者は弾み車の方式に自然にひかれる派手な方針を打ち出して
「これぞ指導」とみられることは望まない。
考え抜かれた静かな過程によって弾み車を押しつづけ、
だれの目にも明らかな「実績」を生み出すことに関心がある。
292p
働きすぎがさらにひどくなるようにすることではない。
そうではなく、いま実行している点のうちかなりの部分が、
せいぜいのところ力の無駄遣いである事実を認識することにある。
仕事時間のうち半分以上をこれら原則の適用にあて、
それ以外の点は大部分無視するか、中止すれば、人生が単純になり、
実績がはるかに向上する。
323p