何のために仕事をしていますか?
個人でも会社でも、
目的と価値観とヴィジョンが定まっているのといないのとでは、
5年後、10年後に大きな差が出てくると思います。
でも、この本はそんなことではなく(多分)、
もっと、なぜ働いているのかという根本的問いかけに答えてくれています。
よい本でした。
次のステップアップですね。
「仕事の報酬は、給料である」
「仕事の報酬は、能力である」
「仕事の報酬は、仕事である」
「仕事の報酬は、成長である」
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以下、個人メモ。
「人間としての成長」とは、決して失われることのない報酬だからです。
65p
すなわち、「理想家」と呼ばれる人物は、
夢を実現するために変えるべき最も重要な現実が自分であることを知っています。
目の前の企業や市場や社会という現実を変えていくために、
真っ先に変えるべきは「自分自身」であることを知っています。
ですから、「理想家」と呼ばれる人物は、自分を変え、
成長させていくための努力を惜しみません。
88p
こちらの立場に立った操作主義的な発想で、
「顧客を説得しよう」「顧客を動かそう」と考えるのではなく、
まず、無条件に、顧客に深く共感する。
そのことが、とても大切であると思います。
133p
「人間学」の学びも「人間力」の修練も、現実の生活の場と仕事の場にこそ、
最高の学びがあり、最高の修練があるということです。
143p