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経営者の本棚

BOOK TITLE

育てる技術

著者
ジョン・ウッデン
出版
ディスカバー
個人的おすすめ度 
育てる技術

一生懸命に努力をして、「可」となった。
手を抜いて、「良」だった。
どちらが成功を収めることができたのでしょうか。

 

学ばなければならない、伝えなければならない、
大切なことだと思いました。

 

________________

 

以下、引用。

 

父親と母親は子どもに手本を示す存在でなければならない。
親は、子どもが成長する過程でどういう行動をとり、
どういう大人になるべきかという強くて前向きな手本を示す存在なのだ。
それこそ、親の最大の責務であり、子育ての機会のひとつである。
20p

 

準備をする時間は、チャンスがめぐって来たあとではない。
チャンスが来るずっと前にしっかり準備をしておくことだ。
チャンスが来てから準備するのでは遅すぎる。
46p

 

なんであれ、価値のあることを成し遂げようとすると、
努力をしなければならない。
このことをしっかりとわきまえておこう。
努力を惜しんではならない。
74P

 

能力があれば、頂点にまでたどり着くことができるが、
それを維持するには人格が必要である。人格の大部分は自制心だ。
自制心は、自己満足を避け、誘惑に抵抗し、
過去の成功は将来の成功を保証しないということを理解するために必要である。
85P

 

自分がなれる最高の自分になるよう努力しろ。他人から学べ。
しかし、人よりも優れた人間になろうとはするな。
それはおまえたちにはどうにもならないことだ。
そのかわり、自分がなれる最高の自分になるよう一生懸命に努力しろ。
それならおまえたちにもなんとかなる。
おまえたちはもしかすると他人よりも優れた人間になるかもしれないし、そうはならないかもしれない。
そういうことは自然にまかせておいたほうがよい。
98p

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