分析型の戦略観と創発型の戦略観

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nitta
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分析型の戦略観と創発型の戦略観

 

飛行機があらかじめ予定されたルート上を飛んでいるのは全体の何%だと思われますか?飛行時間全体の90%?それとも70%?正解は、なんと、「ゼロパーセント」だそうです。飛行機って予定どおりには進んでいないのですね。少し心配。しかし、機体の補助翼が飛行ルート上の予定とのズレを絶えず修正してくれているのだそうです。自動操縦機能はズレを秒単位で把握し、補助翼に修正命令を出し続ける。飛行しながら絶えず自らを修正していく状態ですね。

 

従来の企業の戦略観においては、計画段階と実行段階を分けてとらえる分析型戦略観が主でした。想定どおりに事が運ばない状況に対し、計画分析の精緻化で対処しようというアプローチです。対してVUCAの時代となると、実際の事業活動で生じる予期せぬ事象やズレを、撹乱要因ではなく学習機会として捉え、知識を蓄積して、事業活動に活かしていく創発型のアプローチが増えてきました。飛行機がルートを修正するがごとく、調整しながら進んでいくイメージです。戦略の中身ではなく、策定のプロセスがカギとなります。

 

既存の主力事業は分析型戦略でも進められますが、新規事業や市場の黎明期は将来予見が難しいため、創発主導のアプローチでトライしていきます。計画に修正はつきものです。補助翼のように、新規事業であれば戦略を決めることよりも、修正しながら運用(実行)していくことに重きをおいていきましょう。

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