『会社にお金が残らない本当の理由』
岡本 吏郎
フォレスト出版
経営者オススメ度 ★★★☆☆
お金を売り上げても、
ルールがわかっていなければ、
ジャブジャブとバケツのように、
あっ!という間に消えてなくなります(^_^;)
経営のルールと、
お金のルールと、
社長の行いルールと、
そんなことが書かれていた本でした。
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以下、引用。
能力がなくて、お金だけがあってもどうにもなりませんが、
いくら能力があっても、それを発揮するには、お金が絶対に必要です。
自社の能力を活かし、社会貢献する・・・と叫んでみても
お金がなくては何も動きません。4P
私たちに与えられた環境は、ほんの少しの知識と努力を続ける者に微笑みます。
1億2700万人の国で競争に勝つことは一見難しそうに見えますが、
そんなことはありません。
くどいようですが、ちょっとした"認識の差"なのです。6P
とにかくリスクを負わない。これが生きていく上での重要な戦略の一つです。
そして、リスクを最小限にすることは経営での重要な戦略の一つです。
リスクを最小限にする方法は人の言っていることをうのみにしないで勉強を続けることです。
これだけがリスクを減らす唯一の方法です。150P
では、スピードを上げるにはどうするか?
①人よりもたくさん働く
②優秀なスタッフを持つ
③すきま時間をすべて利用する
④人と手を組む
という、どこの本にも出てくるような解決策になります。
スピードは働く時間と集中力の掛け算です。
そして、極端に言えば業績なんて働く時間と集中力だけで決まってきます。
はっきり言います。業績の悪い人はタダ働いていないだけです。221P